「かの。の日常茶飯事」2万Hit記念&新年会オフ(オフレポ本編 戦慄の1次会編)

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そろそろ、午後7時半になろうとしていた。

今回のオフの表向きの集合時間、つまりマサさんと健太郎さんが待ち合わせ場所に来る時間だ。

 

万が一、2人が先に待っている状況なら、私を含む仕掛人3人が揃って現れた時点で「何かあるのでは?」と疑われるだろう。

それではドッキリ企画は台無しになる。

念の為に今回のオフ主催者かの。さんが待ち合わせ場所の偵察をする事に………まだ2人は来ていないようだった。

携帯でその旨連絡を受けた私は彼女と合流した。

 

「マサさんたちまだ来ないね〜」

私は、もしかしたら2人一緒に来るかもしれないと答えながら、乗る予定の電車(JR)に乗り遅れて遅刻かな?などと2人で色々な可能性を考えてみた。

その間に、クラリさんは「ドッキリ第一現場」の所定の階段脇で待機態勢に。

その為、彼とはしばらくの間お別れだ。

次に顔を合わせるのは「ドッキリ第一現場(激突の芝居)」………のはずだった。

 

しばらくして、かの。さんの携帯にマサさんから「今、JR三宮駅に着きました。」と連絡が入ったようだ。

ん?なにやら話しているかの。さんの様子がおかしい。

どうやらマサさんたちはJR西口(2階に改札があり待ち合わせ場所は同じフロアにある)ではなくJR東口の改札を出て階段を下りてしまったらしい。

 

………マズイ!

 

そのまま1階から待ち合わせ場所に向かうとクラリさんが待機している所を通る可能性が大きいのだ。

ドッキリを仕掛ける前にクラリさんと2人が鉢合わせする事は、なんとしても避けねばならない。

私が状況を伝えに行きクラリさんに隠れてもらうように話をしている間、かの。さんは2人が「ドッキリ第一現場」を通らないように電話で誘導。

間一髪でセーフ。まったく冷汗モノだ。

 

私とかの。さんは何食わぬ顔でマサさん、健太郎さんと合流した。

その場でかの。さんから貰ったチョコレートの話で盛り上がっていると、

突然マサさんの携帯が鳴った。紳さんからの連絡のようだ。

仕事で東京日帰りだった為、ギリギリ間に合うかどうか瀬戸際の時間になるらしい。

とりあえず午後8時まで待ち合わせ場所で待つ事になったが1次会の店の予約も8時から。

しかも、第一現場からクラリさんが店に先回りする為の時間も必要。

かの。さんも私も本当は紳さんを待たずに、このドッキリを先に進めたい心境なのだ。

人を騙すのも楽ではない……

 

8時ギリギリになって、ようやく紳さんが現れた。

「全員揃ったんで、行きましょうか。」

かの。さんの声で、いよいよ今回のドッキリ企画がスタート。

私は、こっそりとクラリさんの携帯にワンコールした。これが彼への合図だ。

 

先頭に立って階段を降りるのは私。マサさん、健太郎さんが先に行かないようにかの。さんが話しかけて牽制する。

 

あと2段、1段…………ドンッ!!予定通りの鈍い衝撃。

 

「どこ見て歩いとんねんッ!ボケッ!!」罵声がとぶ。声の主はもちろんクラリさんだ。

周りの歩行者が一斉に振り返る程の大声に内心(ナイス罵声!)と合いの手を入れながらも、睨み返し「一触即発状態」を演出する私。

「悪い、俺のツレなんや。かんべんしてくれや。○○(クラリさんの本名)」マサさんがすかさず私とクラリさんの間に割って入る。

クラリさんとの出会いが実は事前に準備されたモノだとは、全く気付いていない様子。

いよいよクラリさんの名演技が始まる。

 

「アニキ、こんなトコでなにしてはるんですか?」

「まあ、色々あってな。オマエは?」

「あ、メル友と待ち合わせです。あっ、健さん毎度です。」

「おお、○○ちゃん久しぶり〜。」

 

マサさんも健太郎さんもドッキリだと気付いた様子は無い。

3人の会話を聞きつつ、私のほうもとマサさんの顔を立てる演技でその場の空気を元に戻す。

だがクラリさんの去り際に「マサさんのツレやったら勘弁したるわ。」と捨て台詞を吐く私。

一応この捨て台詞も、店での第2段階への伏線になっている。

 

クラリさんと別れた私たちは1次会の店への移動を再開した。

マサさんと健太郎さんが突然饒舌になる。

口々に「○○ってあんなケンカっ早いヤツやったかな?」とか「あいつはああ見えて無茶苦茶ケンカっ早いんやで。」などと言っている。

どうやら当事者の私やオフ主催者のかの。さんに気を遣っているらしい。

ということは2人は完全に騙されている。後は店での仕上げのみ………

私は、成功の予感に笑い出しそうになるのを堪えると、用心の為2人と離れて歩く事にした。

幸い天気は雨。少し離れて今着ている防水のパーカーのフードを深く被って先に歩いていってしまえば、万が一笑ってしまった時でも顔を見られる事はない。

 

「濡れちゃうよ〜」

そう言いながらかの。さんが傘を差し出してくれた。

彼女の傘に体を半分だけ入れさてもらいながら先へ先へと先頭でズンズン歩いていく。

移動途中で都合良くかの。さんの携帯電話の電池が切れた事もあり、全員でコンビニに寄り道。

これでクラリさんが先回りする為の時間稼ぎも出来ただろう。

 

(その頃クラリさんは店に先回りして待っていた。計画に修正すべき点がある事を感じながら………)

 

私たちが店内に入ると、クラリさんが入り口近くの椅子に座っているのが見えた。

やたら時計を気にしているのは、さっきマサさんとしていた話にでてきた「メル友」を待っている演技だろうか。

私はクラリさんに気付いていないフリをしてさっさと席へと向かう。

マサさんと健太郎さんはクラリさんが居るのに気付いている様子。

2人とも無言でクラリさんを見て「○○〜!なんで同じ店に来てんねんッ!」とでも言いたそうな、困りきった顔をしている。

それでいて、一応座ってはいるもののいつまでたってもきちんと席に座ろうとしないようにも見える。

何故か?上着を掛けるハンガーはクラリさんの座っている椅子の横にしか無く、私がパーカーを脱がずにテーブルの前をウロウロしているからだ。

私がパーカーを吊るしに行ってクラリさんの存在に気付けば、駅前の一件の続編が今この場で始まるのでは?と心配しているらしい。

いざと言う時にすぐに席を立って止めに入れるように、2人ともきちんと席に座ろうとしないのだろう。

 

私は晴れの日の3倍の重さになったパーカーを脱ぐとハンガーに吊るしに行った、あくまでもクラリさんには気付かないフリを続けながら。

役に立ちそうに無い安っぽいハンガーを2個束ねて無理矢理パーカーを吊るしていると、クラリさんが私に小声で囁いてきた。

「ここじゃ乱闘とかは無理そうなんで、クラリだと素直に名乗ります。」

………確かに、暴れるにはちょっと狭すぎるようだ。

仕上げのタイミングはクラリさんに任せて、私はそこに居るのがクラリさんだと気付かなかったフリをして自分が座ろうとしていた席へと向かった。

マサさんと健太郎さんがホッとしたように見えた、まさにその瞬間に私に続いてテーブルに近づくクラリさん。

何事かと焦る2人に声をかけ、たたみかけるように自己紹介。それはパーフェクトな仕上げのネタばらしだった。

 

「はじめまして!クラリといいます!!」

 

その瞬間、呆然とする2人と爆笑する4人が同じテーブルを囲んでいた。

 

「え?えっ?えーッ?!や、やられたーーーッ!!」

 

マサさんと健太郎さんの声が店の中でキレイにハモっていた。

(こうしてクラリさんのドッキリ企画は大成功に終わった。)

 

 

追記:

さてさて、ここからは通常の日記の文章に戻します。

その後はお酒と料理がドンドン運ばれて来ました。ビールは最初からピッチャーです。

ピッチャー交代も早いです。店側と私達との総力戦です。

呑む呑む喰う喰う呑む喰う喰う……呑む喰う………呑む呑む呑む………呑む呑む凹呑む呑む

個人個人のペースでガンガンとばしてます。

なんせ呑み放題、元をとらねば!(笑)

 

まあそれ以外は一見ごく普通の呑み会がまったりと続いていました。

 

そうこうしているうちに、お酒のラストオーダーの時間(残り時間30分)になりました。

日本酒6合!焼酎3杯!!ビールをピッチャーで1杯!!!立て続けに頼む私達。(笑)

………店員さん絶句。

え〜とですね、今回のメンツでは普通らしいですが………何か?

当然呑み切ります。

あれ〜、ビール無くなちゃったよ?なんかないかな〜?キョロキョロ

 

で、ビールを飲み終えた私が手をつけたのが日本酒(燗)でした。

(だってさ、だってさ、それしか残ってなかったんだもんっ!)

体も温まったし、旨かったんですが………

今思えば、この燗酒が原因だったんだろうなぁ。(遠くを見ながら)

 

 

(叫喚の2次会以降編につづく)